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蓄電池のデメリット|蓄電池が一般家庭に普及しない3つのデメリット

大量の電気を保存して有効活用できる蓄電池は、光熱費の節約や災害時のバックアップなどにとても重宝します。しかし、蓄電池とて完璧な商品ではなく、いくつもの欠点を抱えています。蓄電池を導入するデメリットについて具体的に見ていきましょう。

一般家庭における蓄電池のデメリットとは?

1. コストが非常に高い

種類によって価格は大きく異なりますが、一通りの機能が搭載された家庭用蓄電池の場合、軽く100万円を超えています。太陽光発電システムの導入費用、及びメンテナンス代も考慮すれば、元を取るまで何十年かかるかわかりません。単純に光熱費の節約目的だけで購入すると、むしろ経済的に損をしてしまう恐れもあるのです。

貯めた電気エネルギーを特定の家電のみに使用する予定であれば、蓄電性能の低い安価な蓄電池で対応させるという手もあります。8~10万円程度で販売されている小型の蓄電池もあるため、よく考えて商品を選ぶことが大切です。また、蓄電池の購入に際し、補助金が支給されるケースもあります。

2. まだまだ性能が発展途上

充電や放電を繰り返すにつれて、内部電池の劣化が徐々に進んでいきます。蓄電池といえども無限に利用できるわけではなく、およそ10年程度で寿命を迎えて使用不能になってしまいます。

充電が完了するまでに要する時間も長くなっていきますし、劣化した蓄電池を無理に使用し続けていると発火する恐れもあり、注意が必要です。

現在蓄電池の研究開発は進行中であり、将来的にはより小型で高性能の商品がリリースされることは間違いありません。ソーラーモジュール同様、販売価格の低下が進むことも確実視されています。蓄電池を現時点で購入すべきなのか、非常に迷いどころです。

3. 設置スペースを確保しなければならない

自動車の部品として組み込まれるバッテリーは、せいぜい両手で抱えられる程度の大きさしかありません。しかし、家庭用蓄電池は大量の部品を内蔵しているため、本棚一つ分近くのサイズになってしまいます。

一戸建ての住居で生活している方には大したことではないかもしれませんが、狭い室内で生活しているマンション暮らしの方にとっては軽視できない問題です。大幅に生活スペースが狭められ、息苦しさを感じてしまうことでしょう。

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