エコキュート比較|エコキュートの価格とメーカー比較

エコキュートの価格とメーカー比較

エコキュートのこんなこと気になっていませんか?

従来の給湯器に比べ光熱費が抑えることができ、環境にもやさしいなどのメリットがたくさんあるエコキュート。現在では、商品ラインナップも増え、価格も特徴もそれぞれ… では、相場金額はどれくらい?商品価格によってどんな違いがあるの?などなど、気になることがたくさんあるのではないでしょうか?そこで、エコキュートの価格と比較ポイントについてご紹介したいと思います。


エコキュートの比較ポイント

1. エコキュートのシステム

エコキュートで光熱費削減を図るためには、エコキュート本体の消費電力が重要です。省エネ機能が実装されているか、湯張りにどのくらいの時間がかかるかなどの項目を確認して、トータルの省エネ性能を比較しましょう。

贅沢をしたい方は、バブル機能やイオン発生機能などのオプション機能に注目するのもいいですね。また、防音機能が搭載されているか、静音性も比較ポイントになります。

2. エコキュートのタンクの容量

エコキュートの場合、深夜電力を使用して沸かしたお湯を翌日使い切るのが理想であり、タンクの容量は大きすぎても小さすぎても好ましくありません。一人暮らし、あるいは少人数家族の場合は300リットル前後、大人数家族の場合は400リットル以上のエコキュートを選ぶと良いでしょう。

3. 導入する地域

エコキュートは空気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かす構造になっており、冬場にはエネルギー効率が低下してしまうという欠点があります。そのため、北海道や東北・北陸などの寒冷地域では、専用タイプのエコキュートを導入する必要があります。

沿岸部に住んでいる場合は、海から流れてくる潮風が機器のサビの原因になってしまいます。塩害対策の施されたタイプがおすすめです。


エコキュートのメーカー比較

各メーカーの商品ラインナップの充実に伴い、どのエコキュートを購入すればよいのか迷うことも多くなってきました。そこで、各メーカーごとの特徴をまとめてみました。

三菱電機

三菱電機は、高い知名度と信頼性を誇っている電機メーカーです。

三菱のエコキュートの特徴は、ユニークな機能性にあります。浴槽の栓を抜くだけでお風呂の配管を大量の気泡で掃除してくれる「バブルおそうじ」や、入浴中に浴槽全体を心地よい気泡で満たしてくれる「ホットあわー」など、便利な機能が充実しています。

風呂場と台所でお湯の温度を個別に設定できる「ツイン湯温コントロール」も日常生活の中で大変重宝します。


パナソニック

パナソニックのエコキュートの特徴は、高い学習能力を備えた「エコナビ」にあります。センサーで風呂場の状態をチェックし、人が入ってくれば自動的に設定温度までお湯を沸かしてくれます。しかも、お湯の冷め方を学習して、無駄なエネルギーを省いた効率的な保温を行ってくれます。お湯にミネラル成分を浸透させる機能も実装されていて、美容効果も抜群です。


日立

日立は、日本国内の電機メーカー業界においてトップクラスの売上高を誇っており、その信頼性は他の企業のそれを遥かに凌駕しています。

日立のエコキュートの特徴は、「ナイアガラ出湯」というパワフルシャワー機能にあります。エコキュートは概して水圧が弱いという欠点がありますが、日立独自の水道直圧給湯技術により、風呂場や台所など複数箇所で同時に強力な出湯が可能です。他社製品のおよそ3倍もの水圧が実現されていて、快適な入浴を楽しめます。


東芝

東芝は、エアコンに強いメーカーですので、ヒートポンプ関連では他メーカーと比べても秀でています。通常、ヒートポンプユニットの保証期間は、3年となっていますが、東芝のエコキュートは、本体と同じ期間の5年保証となっています。さすが、東芝の技術力がなせる保証です。


ダイキン

ダイキンは、エコキュート業界でトップクラスのシェアを誇る大手の電機メーカーです。空気洗浄機に代表される環境にやさしい家電に定評があり、エコキュートも例外ではありません。

誰も入浴していないときに追い炊きの回数を減らしたり、お湯の出しっ放しを自動的にチェックしたりするエコ確認機能が搭載されていて、省エネ性抜群です。光熱費を削減したい家庭の大きな味方となってくれます。


コロナ

コロナは、はじめてエコキュートを発売した電機メーカーであり、歴史と実績は申し分ありません。高い省エネ性を実装しているだけでなく、本体のデザインにもこだわっていて、設置しやすいスリムな機種もたくさんリリースしています。利用者の立場を考慮した利便性の高い商品に定評があり、安心して購入できるメリットがあります。

では、次にエコキュートの価格についてご説明します。


導入費用の相場は?価格によってなにが違うの?

エコキュートを実際に導入するには、主に2種類の費用が必要となります。

1. エコキュートの本体価格

希望小売価格は各メーカーが設定しますが、店頭での販売価格は定価から40~50%ほど割り引いた値段になることが多いです。

ちなみに、エコキュート本体の小売価格は、同一メーカーでもタイプによって大きく異なります。例えば、お湯張りや足し湯、追い炊き、保温など、全給湯システムを自動的に管理してくれるフルオートタイプは申し分のない利便性を誇っていますが、その分非常に価格が高くなっています。

お湯張りは自動でも足し湯や追い炊きを手動で行わなければならないセミオートタイプは、フルオートタイプより若干性能が劣る分価格が安くなっています。

すべて自分で設定しなければならない給湯専用タイプは、造りがシンプルな分、最も安価に購入できます。

エコキュートタイプ比較

その他、実装されている機能によってもエコキュートの本体価格は大きく増減します。

2. エコキュートの工事費

エコキュートは一般家電とは異なり、単に電源プラグをコンセントに挿せば作動するという類の商品ではありません。設置にあたり、工事が必要となります。

まず、基礎工事費として5~10万円。電気工事費として3~5万円、配管工事費として5~10万円程度かかります。さらに、電力会社に電気代契約コースの変更申請を行う際に、手続き代として2~3万円ほどの費用を要します。つまり、工事費だけでおよそ20~30万円近くもかかるわけです。

エコキュートは、どのタイプを導入するかによって大きく価格が変わってきますが、本体価格と工事費を合算した相場価格は、約40~80万円となります。

そして、エコキュートの導入費用を少しでも安くするために大事になってくるのが、業者選びです。なるべく複数の業者に見積もりを依頼し、良心的な価格を設定している業者さんや信頼のできる業者さんを探しましょう。定期的に実施されている割引キャンペーンなどを利用するのも効果があります。

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