太陽光発電の全量買取制度とは?

全量買取制度とは、太陽光発電システムでつくったすべての電力を電力会社が買い取ってくれる制度のことです。

余剰電力買取制度は、発電した電気をまずは生活の中で使用し、余った電力だけを売ることができる仕組みです。

それと比べて、全量買取制度は、生活に使う電気とは関係なく、太陽光発電システムで発電した電気はすべて電力会社に売ることができます。

全量買取制度の仕組みのイメージ

全量買取制度は、10kW以上の太陽光発電設備を設置する場合に適用されます。
広い面積が必要となるため、大きなマンションや小学校、工場の屋上に設置されるケースが多いです。規模が大きいため、これらの太陽光発電は「産業用太陽光発電」と呼ばれたりもします。

全量買取制度の大きな特徴は、

・発電した電気をすべて売電に回せる
・20年間、固定単価で売電できる

この2点です。

これにより、安定かつ確実に収益を上げることができます。

全量買取制度は、地球環境に貢献するだけでなく、安定したビジネスとしても太陽光発電を活用できるのです。
実際、使われていない農地、耕作放棄地に太陽光パネルを敷き詰めて、太陽光発電事業に参入する人も増えはじめています。

再生可能エネルギー固定価格買取制度がスタート

さらに、2012年7月1日より「再生可能エネルギー固定価格買取制度」がスタートしました。
この制度では、売電価格が固定され、長期的シミュレーションを立てやすくなり、さらに太陽光発電に参入する企業が大きく増えると予想されています。

固定価格買取り制度によって変わる買取りの仕組み

産業用の太陽光発電システムを導入した際の大きな3つのメリット

メリット その1

24円/kWで20年間電気を買い取ってもらえるため、早期に投資額を回収し、その後も継続して利益を得ることができます。

メリット その2

税金面での優遇措置を受けることができ、節税ができます。

メリット その3

国が推奨している再生可能エネルギーに取り組むことにより、企業として社会やお客さまにアピールすることができます。

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