京セラの太陽光発電

京セラは1975年に太陽光発電の研究開発を開始しました。
同時期にシャープを除く他の主要メーカーも太陽光発電の研究開発を開始しており、太陽光発電の黎明期を支えたメーカーであるといえます。国内ではじめて10年保証を導入したのも京セラです。

今ではほとんどのメーカーが10年保証を導入していますが、京セラならではの特徴として「10年保証の手続きが不要」というものがあります。

4年に1回(1年次無料・4年目・8年目有料)の「定期点検・メンテナンス」の実施が10年保証の条件となってしまいますが、面倒な手続きを済ませなくていい、というのはありがたいですね。
また、自然災害(台風・落雷・火事・洪水)による故障も保証の対象内というのもポイントです。

ここまで手厚く保障してくれ、なおかつ「設置時と同等のシステムを保証」してくれる(保証額の上限がない)のですから、同じ10年でも他のメーカーとはまったく別物であることがわかります。

京セラの定番シリーズ「エコノルーツ」は、新開発の金具によりモジュールと屋根をつなぐラックが不要となっています。重量が減ることで屋根にかかる負担を軽減し、モジュールと屋根をつなぐ、という設置工事の工程を削減することで施工費用を抑えることもできます。

また、「エコノルーツ」は従来のモジュールと異なり横置きだけではなく縦置きでも設置できるようになりました。屋根の形や面積によって縦置き・横置き設置を選択することで、屋根を最大限に活用した発電を行うことができます。

加えて、京セラには独自の営業員資格制度や京セラソーラー施工士の養成講座などがあります。

営業員資格とは、客に対しコンサルティング能力が高く、商品知識、能力などすべての面で京セラソーラーFC(フランチャイズ)の模範となるような営業員に与えられる資格のことで、本部にて定期的に開催される昇進試験に合格しなければなりません。

京セラソーラー施工士とは、京セラ製住宅用太陽光発電システムを施工するすぐれた技術者のことを指します。基礎セミナーを受講し、筆記試験に合格し、1年以内に現場で3件以上の施工を経験しなければ資格を与えられません。

京セラはこうした厳しい資格制度を設けることにより、高い信頼を受けています。相談から設計、施工やメンテナンスまで幅広く一貫してプランニングできるのが京セラの大きな特徴でしょう。

太陽光発電を導入したいと考えてはいるものの、書類の手続きが面倒な方、熟練したスタッフに施工してもらいたい方におすすめのメーカーです。


■参考資料
京セラパンフレット
京セラ公式HP
http://www.kyocera.co.jp/solar/