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世界の太陽光発電・電力事情に関する記事一覧

海外の太陽光発電事情

現在人類が抱えている地球環境問題は、将来に渡って世界全体で検討していかなければならない重要な課題です。火力発電に不可欠な化石燃料が枯渇するのも遠い未来ではなく、クリーンエネルギーへの転換が国際レベルで進められています。

日本は世界の中でも有数の太陽光発電技術先進国として知られています。単一国でありながら世界全体の太陽光発電導入量のおよそ6%を占めており、この数値は北米全体のシェア率に匹敵するものがあります。

なお、世界で最も太陽光発電の普及が進んでいるのは、世界の80%ものシェア率を誇る欧州地域、その中でもドイツだと言われています。日本が2012年から導入した再生エネルギーの固定価格買取制度も、ドイツに学んだものです。欧州では、将来的にエネルギー需要の20%分を再生可能エネルギーでまかなうことを目標としています。事実ドイツでは太陽光発電の電力が電力需要の2~5%をまかなっており、今や国にとってなくてはならないインフラの一つとなっています。

しかし、供給過多が買取費用の増大をもたらしてしまい、電力価格の高騰を抑えるために買い取り価格の大幅な引き下げが決定されました。今後太陽光発電業界の規模が縮小される見通しであり、日本も同じ轍を踏まないように注意すべきだという声が上がっています。

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