波力発電とは?|波力発電のデメリットとメリット

波力発電とは?

波力発電とは、その名の通り波の力を利用した発電方法です。
波の力はとても大きく、それをタービンを回す動力として使います。

四方を海に囲まれた日本に適した発電方法と言えます。

波力発電のメリット・デメリット

そんな波力発電のメリットは、

エネルギー効率が高い
景観問題が少ない
波の状況は比較的予測しやすい
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などが上げられます。

デメリットは、

設置費用やメンテナンス費用が大きい
海洋生物への影響が考えられる

などが上げられます。

波力発電の問題点

正直、波力発電は再生可能エネルギーの中でも「まだまだこれから」という印象が強い発電方法です。
建設費や維持費の高さの問題もありますし、魚への影響を心配して漁師の方々が建設に反対する場合も多いです。

また、国の定める新エネルギーの対象に波力発電は含まれていないので、補助金が国から提供されません。
なかなか厳しい状況です。

しかし、より効率的な発電のための開発も日々行われています。

さまざまな種類がある波力発電

そしてまた、一口に波力発電と言っても、そまざまな種類の発電方法があります。
一番ポピュラーなのが、振動水柱形空気タービン方式という方法です。

振動水柱形空気タービン方式の仕組みは、波が行ったり来たりすることによって、装置の中の空気も出たり入ったりします。この空気の流れでタービンを回すのです。このタービンは特殊で、吹いてくる風の向きが異なっていても、常に同じ方向に回り続けることができます。

近年開発が進んでいるのが、ジャイロ方式という仕組みです。
これは、波による上下動の動きでタービンを回します。振動水柱形空気タービン方式の2倍効率が増すと言われています。

まだまだ普及は難しいかも知れませんが、島国の利点を活かして開発、普及させていきたいですね。

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