太陽光発電の雨漏りによるトラブルとなる3つの原因

増加する太陽光発電の悪徳業者

東日本大震災以降、エコ志向や節約志向などの理由から太陽光発電の設置件数がかなりの勢いで増加しています。
しかし、残念なことにトラブルも増えているようです。

太陽光発電に関するトラブルは、訪問販売による強引な押し売りが多いようです。
国民生活センターに寄せられる太陽光発電に関する相談件数は、3,900件/年ですが、そのうちの7割が訪問販売を巡るトラブルだそうです。

太陽光発電システムの価格は高額で、長い目で見極める必要のある買い物です。そのため、複数の業者に見積もりや事前調査などを依頼し、十分に内容を納得した上で契約を結ぶのが望ましい形と言えます。それにもかかわらず、安価であることを強調し、虚偽のシミュレーション、太陽光発電システムの発電量や光熱費削減効果についての誇大説明などで契約を急がせる強引な悪徳業者が急増しています。

最安値を信じた結果

こうした悪質な訪問販売の中でも多いのが「雨漏りによるトラブル」です。
実は、太陽光発電を設置したものの、工事を行った屋根が雨漏りしてしまうというケースが非常に多いのです。雨漏りの原因は大きく分けて3つ考えられます。

1. 屋根が工事に耐えられない

設置する住宅によっては、屋根が古く劣化しているため、工事の際の衝撃に屋根が耐えられないことがあります。

2. 熟練した業者が少ない

太陽光発電システムを設置できる業者さんはたくさんいますが、雨漏り対策を考えて施工することができる熟練した技術を持った業者さんは少ないです。

3. 設置の際に屋根に負担をかけてしまう

メーカーによってパネルの形や大きさが違うので、設置の際に屋根に負担をかけてしまうケース往々にしてあります。


これらはすべて「信頼できる業者に施工を依頼する」ことでトラブルを回避することができます。
『値段が安いからこの業者でいいか…』と価格だけで決断してしまうと、結果として高い買い物になってしまいます。

信頼できる業者は、すなわち技術も十分な業者であるわけですから、ご自宅の屋根が太陽光発電の設置に適しているか判断することができます。雨漏り対策も熟練した業者であれば問題ありませんし、もし設置が難しい、屋根に負担をかけてしまうなどの場合は、正直に教えてくれます。

家の屋根の形状に合っているパネルを提案してくれているか、太陽光発電のメリットだけではなくデメリットまで説明してくれているか、メーカーの保証に対応してくれるのか、などといった点にも気をつけて業者に施工を依頼しましょう。

悪徳業者チェックリスト


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