ソーラーフロンティアの太陽光発電

ソーラーフロンティアは、昭和シェル石油グループの子会社である薄膜型太陽電池メーカーです。
あの井川遥さんが踊りながら「ソーラーフロンティア~」と歌っているCMを見たことで社名を覚えた方も多いのではないでしょうか?

ソーラーフロンティアの特徴は、大きく分けてつ挙げられます。
ひとつめは、業界で今注目されているCIS太陽電池を使用しているということ。

こちらのページでも説明されていますが、CIS系太陽電池は原料にシリコンを使用していないので、シリコンの価格高騰や輸入制限によってパネルの値段は左右されません。

また、従来のシリコン型パネルでは、パネルの一部に影がさしてしまうと、影のさしていないパネルも含めてパネル全体の出力が低下してしまいました。

しかしCIS型パネルではこの欠点が解消され、一部のパネルに陰がさしてもパネル全体の出力に影響することはありません。

2つめは、洗練された高いデザイン性です。
パネルに使用されている原料がシリコン製ではないため、従来のまだら模様ではなく、全体が黒で統一されたシックな色調になります。そのため屋根の外観とマッチし、高いデザイン性が評価されています。2007年のグッドデザイン賞ではエコロジーデザイン賞を受賞しました。

3つめは、安心の長期20年保証です。
太陽電池モジュールの出力が公称最大出力の既定値に対し10年で10%、20年で20%以上低下した場合、モジュールの追加、修理もしくは交換を行ってもらえます。
また、パネルと併せて周辺機器(パワーコンディショナー、接続箱、表示ユニット)を購入すれば、周辺機器の保証も10年に延長することができます。

加えてソーラーフロンティアは、集合住宅用の太陽光発電にも積極的に取り組んでいます。太陽光発電を利用している集合住宅は付加価値が高く、他物件との差別化もできます。

まだ認知度もそこまで高くありませんが、業界で話題の技術を取り入れ、アフターサポートも充実しており、今後注目されるメーカーになるでしょう。


■参考資料
ソーラーフロンティア公式HP
http://www.solar-frontier.com/jp/