栄住産業の太陽光発電

栄住産業は、屋上緑化・屋上庭園の開発を進めているメーカーであり、ユアサ商事と共同開発したソーラーパネル設置工法「マグソーラーシステム」で注目を浴びています。

従来の太陽光発電モジュールは、設置の際に瓦にボルトを打ち込む、瓦を剥がして補強板を取り付けるなどと、屋根に直接加工をする必要がありました。

太陽光発電を設置するデメリットとしてよく挙げられる「雨漏り」は、このボルトの打ち込みが甘いことが主な原因です。

しかしマグソーラーシステムは屋根材に穴を開けることなく、磁石の力でパネルを設置することができる画期的な工法ですので、取り付けの不備によるトラブルを避けることができます。

磁力を用いることにより、パネルの取り外しも容易なため、メンテナンスもしやすくなります。着磁補強板を屋根に接着し、マグネットの磁力を利用してソーラーパネルを上からかぶせるだけで工事は完了です。ボルトを打ち込んだり屋根瓦を剥がす手間がないため、工事時間も短く済みます。

また、マグソーラーシステムを設置するときに、下地として配置される金属防水加工屋根「レインボウルーフ」はステンレス製で耐久性にすぐれています。

風速50m/sの強風試験や過去の阪神淡路大震災と同じ地震波を使用した地震耐久試験もクリアし、その高い耐久性が証明されています。

ソーラーパネルには韓国の「現代(ヒュンダイ)」製のものを使用しており、公称最大出力209W・変換効率14.4%と、国内メーカー製のパネルとほぼ同じ性能を持っています。

太陽光発電に関するトラブルの半数が、取り付けによる雨漏りです。このようなトラブルを避けるためにも、今までにない新技術「マグソーラーシステム」を検討してみてはいかがでしょうか。


■参考資料
栄住産業公式HP
http://mag-solar.jp/