エコの最前線を行く!太陽光発電を搭載したケンタッキーの次世代型店舗

江ノ電に乗って、神奈川県藤沢市の腰越に向かいました。
ここにあるケンタッキーが、エコを意識した、特別な店舗だと聞いて取材に行って来ました。


腰越駅から海に向かって歩くと、見えてきたのがこちら。ケンタッキーフライドチキン江の島店です。


駐車場から店舗を眺めると、きれいに屋根と一体化している太陽光パネルを見ることができます。ケンタッキーは、KFC次世代店舗という、さまざまな特色を持った店舗を新しく造っています。その中でも江ノ島店は、環境配慮モデル店舗として、エコを重視した造りになっています。すでにあった店舗を完全にリニューアルしたため、太陽光パネルも後付けではなく、一体化しています。



限られた面積でも発電できるように、高水準のモジュール変換効率16.8%の単結晶系ハイブリット形モジュールを使っています(モジュールとは?)。太陽光パネルで作られた電力は、空調や、店舗内の機器に使われています。

また、発電だけでなく、リチウムイオン電池を使って蓄電も行なっています。夜間の電気料金が安いときに電気を貯めて、昼のピーク時に太陽光発電と合せて使います。災害時は蓄電した電気によって、照明や非常用コンセントを使えるようにしているとのことです。最先端の太陽光発電技術を使った店舗だと言えるでしょう。

カウンター上のメニューは電子板になっています。商品の広告を映像で効果的に流せる上、新商品が出ても紙のメニューを用意する必要がないので、印刷物を減らしてエコにも貢献しています。

 

入り口の横には、同じように電子板が設置されています。ここでは、リアルタイムで太陽光発電の発電量を見ることができ、「蛍光灯が何本つくくらいの発電量か」「クスノキ何本分のCO2削減を達成できたか」、といった具体例でも太陽光発電の実力を確認することができます。

 

次世代型店舗ということで、内装もきれいで、ひと味違ったケンタッキーを味わえます。江ノ島からも歩ける距離なので、観光で楽しんだ後に、海を眺めながらランチに向かう、というのも素敵かも知れませんね。



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