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藤沢市の職員の方に聞きしました! 東京ドーム4つ分のスマートタウン
― 『FUJISAWAサスティナブル・スマートタウン』についてお聞きしたいんですが、その概要をまず教えていただけますか。
はい、これは藤沢市とパナソニックが共同して取り組んでいる街づくり計画です。
環境配慮型の街づくりを意識していて、たとえば各家庭の屋根に太陽光パネルを設置したり、カーシェアリングスペースをEV用充電器とともに設立する予定です。
― 規模はどれくらいのものになるんですか?
面積は19ヘクタール。東京ドーム4つ分くらいですね。住宅は約1000戸建てる予定です。
工場跡地に建設
― とても大きい計画ですね。どのような経緯があったんですか?
数年前から、藤沢市に建てられていた工場の撤退が相次いできました。
市としてもそういった企業にヒアリングを行い、いろいろとお話を伺っていたんですね。それで、実はこのスマートタウンも、パナソニックさんの工場跡地なんです。2008年にパナソニックの工場を撤退するということでした。広大な土地ですので、撤退後どう活用するか、というのを藤沢市とパナソニックさんとで綿密に話し合いました。
そして、パナソニックさんが提唱する「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」を活かした、次世代の環境配慮型スマートタウンをつくろうということになったんです。
― なるほど、「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」ですか。太陽光発電には、うってつけの言葉ですね。詳細を教えてもらえますか?
まだ構想の段階ではありますが、全家庭の屋根に太陽光発電の設置、また、エネファームも設置できる家庭にはつけていくつもりです。蓄電池も要所要所で使っていきたいですね。照明もLEDを使用していきます。また停電時のバックアップも用意し、緊急時にエネルギーの自給自足を行えるようにするつもりです。

― まさに最先端のエコ技術を詰め込んだ街ですね。
はい、市としても「電力の地産地消」を目指していきたいと思っています。まだまだ、太陽光発電で全ての電力をまかなうことはできません。
しかし、自分たちで電力をつくる、というのは今後の大きな課題になっていくと思います。今回の東日本大震災による計画停電で、「電気が使えるのは当たり前」という考えは崩れました。
この計画は2008年ごろから予定されていたものですが、今回の震災で新たに注目されているのも事実です。
古くて新しい街のかたち
― たしかに、私たちの「電力観」は今大きく変わってきていると思います。
また、このFUJISAWAサスティナブル・スマートタウンでは、環境への配慮だけでなく、他にも取り組んでいることがあるです。
― と、いうと?
それはコミュニティづくりです。
私たちは、一生ここで暮らせる街づくりをしようと計画しています。そのためには、福祉、医療のことも考えて設計する必要があります。街の中にも、モールのような巨大施設をつくるのではなく、コンビニのような、地域の人のためのものをつくっていく予定です。外から多くの人を集客するための街をつくりたいわけではないからです。
― そこに住む人、を意識した街ということですね。
はい、そして、コミュニティのネットワークをつくっていきたいんです。ネットワーク、というのはWEBに限ったことではありません。住民の共同組合であったり、遠隔医療であったり。カーシェアリングの予約をPCでできるように、というのも考えています。
家があって、木があって…もちろんそういった要素は街づくりにおいてとても大切です。しかし、そういった外観だけでなく、中のコミュニティもつくりたいと思っています。
― なんというか、古くて新しい、といった感じですね。最先端の技術によって、街の人たちがつながり合う、というのはとても魅力的です。完成予定はいつごろになるんでしょうか?
そうですね、2013年にはまちびらきを予定していて、段階的に売りに出して行くつもりです。
― もうすぐそこの話なんですね。今日は補助金の話に加え、FUJISAWAサスティナブル・スマートタウンについても詳細を話していただき、本当にありがとうございました!
いえいえ、ありがとうございました。







