藤沢市の職員の方に太陽光発電の実情を突撃取材!

今回は、藤沢市役所に太陽光発電の設置状況や、補助金についてお伺いしてきました!

-こんにちは、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

藤沢市の取材写真 その1

震災以降増える申し込み

-今日は、太陽光発電の実情についてお聞きしたいのですが、実際のところ、現状は、どのような状況なのでしょうか?

そうですね、3月の東日本大震災以降、太陽光発電の補助金の申請はとても多くなりました。今年は、250件が上限だったのですが、もうすでにいっぱいになっています(2011/10/20取材当時)。

-今年の分は締め切ったということでしょうか?

はい。
やはり計画停電も行われたことで、電力に危機感を持った方が増えたようです。藤沢市は、1kwあたり4万円、上限は12万円支給しているのですが、これは神奈川県の他の市と比べても高額なので、それも関係していると思います。

-太陽光発電の補助金の受給の条件などはあるのでしょうか?

いえ、特にはありません。
ただ、税金に滞納がある場合は、受けつけることができません。みなさんの税金を使って出している補助金ですからね。また、年度内に実績報告を出していただく必要もあります。

藤沢市の取材写真 その2

太陽光発電の補助金の金額、上限は予算との兼ね合い

-今年の補助金申請枠はもう埋まったということですが、来年は増えるのでしょうか?

現状では、何とも言えません。予算との兼ね合いがありますし、国の補助金が変わればそれに合わせて変更していく必要があるのです。実は、平成22年は200件、今年の平成23年は250件と、今年は去年に比べ上限は増やしているのです。ただ、お話したように東日本大震災以降、補助金の申請はとても増えました。ですので来年も申請上限は今年と同数、またはそれ以上になると予想されます。

-なるほど。ちなみに申請の時期というのはいつごろになるんでしょうか?

3月の中旬に予算が通るので、4月に募集し、5月から実際に受給を実施していくという感じですね。

申請書類はどうしても手間になってしまう。

-よく補助金の申請書類が複雑で困る、という話を聞くのですが、これは仕方のないことなのでしょうか?

はい、申し訳ないのですが、手間はどうしてもかかってしまいます。
みなさまへの補助金は、公金から出ています。ぞんざいに扱うわけにはいかず、やはり厳しいチェックが必要になってきます。もちろん、できる限りの簡略化には努めています。

-なるほど。手間がかかってしまうのも、慎重にお金を動かしているからなのですね。

-話は変わりますが、太陽光発電では、不安を煽ったり、保証にちゃんと触れずに契約を迫る悪徳業者も少なくないと聞きますが、市にそういった話は来ていますか?

市に対して直接そのようなお話を伺ったことはないですね。しかし、気をつけていただきたいのが、もしそのような被害に遭われても、市として対応はできないということです。どうしても自己責任という形になってしまいますので、契約の際は十分に条件等をチェックしてください。

-分かりました。やっぱり自分の市の補助金の状況など、設置前の情報収集は大事ですね!


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