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なぜ水不足は起きたのか?

水不足の危機

数十年前までは、水不足の危機を指摘する人は、多くいませんでした。しかし、20世紀になって世界の人口が爆発的に増加した結果、一気に水不足の危機が顕在化してきたのです。

水不足の原因

人類はこれまで、川の淡水と、地下水を利用して食料を生産してきました。しかし、近年、世界各地で川の断流や地下水位の低下が起こり、水不足が深刻化しています。その原因が、「増え続ける人口」を養うための食料を生産する農業用水の増大なのです。

食料を生産するための農業用水の消費は、50年前に比べて3~4倍にもなったと言われています。今後、さらに人口が増え続ければ、(2050年には世界の人口は90億人になると言われている)、いったいどうなってしまうのでしょうか?

各地の異変

農業用水の増大により、中国では全長5464kmの黄河で(中国で2番目に長い川)、川の水が海まで到達しない断流がよく起こっているそうです。

また、中央アジアにある世界で4番目に広いとされていたアラル海という湖は、現在面積が2分1に、水の量は3分の1になってしまったそうです。その結果、湖で魚などを捕って暮らしていた人たちは、もうその付近に住むことができなくなってしまったそうです。

さらに、インドや南米などの一部で、毎年地下水位が低下しているなどの報告があるそうです。

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