トップページ　－　現在のページ

世界の水不足に関する記事一覧

水を巡る世界の紛争

人間は数日程度なら食べ物を食べなくても生存可能です。ただし、それは最低限の水分を補給している場合に限ります。私たちの体は一日に2リットル程度の水を必要としており、水を飲まなければ一日ともたずに死んでしまいます。水はこの世で最も価値のある物質といっても過言ではありません。

現在世界では、5億人以上もの人々が水不足で困窮していると言われています。水が身近に溢れかえっている日本人にとっては衝撃的に感じるかもしれませんが、水をめぐる国際紛争は世界各地で勃発しています。

水の消費量が年々増加している原因は、産業の発展にあります。地域別にみると、世界でも特に水の消費量が多いのは、アメリカ、日本、中国などの先進諸国であることがわかります。これらの国々は工業・農畜産業用途のために大量の水を必要としており、世界中の水を消耗しています。

しかも、近年では地球温暖化の影響で、水需要の増大、干ばつ地域の拡大がますます深刻化しています。さらに人口増加も加わって、将来的には現在よりもっと世界の水不足が顕著になることは間違いありません。

世界中で水紛争が巻き起これば、当然日本にも多大な影響をおよぼします。他人事と思わず、日頃から海外情勢に注意する必要があります。



このページのトップへ▲
エコの恩返しのトップページへ▲