オーストラリアの水不足

オーストラリアの水資源

オーストラリアは、南極に続き、世界一乾燥した大陸と言われています。ここ10年で干ばつが続き、各都市の貯水量がどんどん減ってきています。オーストラリア気象局の発表では、2006年のビクトリア州の降水量は367mmで1910年の観測開始以来、3番目に降水量の少ない年となりました。

オーストラリアの水不足状況

オーストラリアでは深刻な水不足をうけ、政府から給水制限が出ています。給水制限にはステージ1~4まであり、数が大きくなるほど、規制が厳しくなります。
例えばステージ2では、庭の水撒きが朝6時~8時までと夜8時~10時の間のみとなっています。水撒き時はノズル使用により水の無駄使いを防いでいたり、車磨きの時にはホース使用は禁止で雑巾で拭かなくてはいけないなど、細かい所で、水不足対策が行われています。

オーストラリアの厳しい取り締まり

オーストラリアでは、給水制限のステージによっては水道の不正利用者を見回るパトロールが巡視している地区があります。巡視員は2回の警告を無視した水の不正使用者に429ドルの罰金を科すことできます。さらに度重なる不正使用には最高数千ドルの罰金があり、それにともない水道使用を制限されたり、告発される可能性もあります。

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