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地下水の不足と地球温暖化による影響

地下水の不足と地球温暖化による影響は、まず食糧の分野で最初に表れるといわれています。どのような影響を及ぼすかというと、この2つの環境問題により、食糧価格がこの2、3年で高騰するという推測がされています。

その理由は、地下水位の問題です。ここ50年、灌漑のための過剰な汲み上げが、ディーゼルや電動のモーターが世界各国に普及したことにより行われてきました。

現在、世界人口の約半分が、地下水位が低下している地域に住んでいると考えられます。3大穀物生産国である中国、インド、米国ももちろん例外ではありません。世界の穀物生産量の約40が、灌漑された耕地で栽培されています。

近い将来、地下水が枯渇することにより、食糧需要を満たすための灌漑ができなくなるとすれば、食糧生産は大きなダメージを受け、収量は激減することになります。


驚くべき使用量

ここに驚くべき事実があります。人間は1日あたり約4リットルの水を飲んでいるのですが、1日の食事はその500倍にあたる約2000リットルの水を使って生産されたものなのです。さらに、1トンの穀物を生産するためには、約1000トンもの水が必要なのです。

こうした地下水位の低下による水不足と、地球温暖化による気温の上昇という2つの問題の影響は、穀物生産量の減少という形で、もうすでに表れてきています。ここ4年間連続して、世界の穀物生産量は消費量を下回っているのです。そのため、今や穀物の在庫量は過去40年間で最も少なくなってしまっています。

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