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80%の住宅が光熱費ゼロ!2011年の太陽光発電アンケート
積水化学工業株式会社の事業のひとつである住宅カンパニーが、「太陽光発電 実邸アンケート調査(2011)」の結果を発表しました。2010年にセキスイハイムに入居した人を対象に、光熱費の実績や、太陽光発電の満足度、省エネ意識の変化などを調査しています。
光熱費ゼロの住宅は80%
太陽光パネルの発電効率の上昇や、省エネ意識の高まりにより、光熱費がゼロになった住宅が80%にも昇りました。2010年度は73%であり、7%の上昇となっています。発電容量の高い住宅ほど光熱費ゼロ率は高いですが、3.5kW未満の住宅でも60%以上が光熱費ゼロを達成しています。
年間光熱費の収支はプラス6万6000円。
2011年の調査では、平均太陽光パネル搭載容量は4.64kWです。年間発電量は5180kWhなのに対して、約28%が自家消費されていて、残りの72%が余剰電力として売電されています。一般的な住宅の光熱費が25万円なのに対し、今回の調査住宅では平均11.3万円と約14万円の差がありました。そして、余剰電力の売電金額の平均が17.9万円ですので、
179000円 - 113000円 = 66000円
となり、年に6万6000円のプラスとなっています。
光熱費ゼロ率が高いのは九州・中四国エリア
九州・中四国エリアでは光熱費ゼロ率が高く、6県ではゼロ率が100%になるという結果が出ました。1位は宮崎で、収支がプラス13万4594円となっています。光熱費が無料になり、年間で13万円の収入。ばかにできない数字ですね。その他、香川、大分、三重を合わせた4県が10万円を超えるプラスになっています。
高まる節電意識
太陽光発電設置後、生活が変わったと答えた人は8割を超えました。また、設置して良かったという点は、
1位:光熱費を削減できた
2位:省エネ意識が高まった
3位:発電量や天気のチェックが楽しみになった
といったものが挙げられています。今回は、東日本大震災を受けて節電を心がけた家庭が増えたと見られています。売電などの金額面だけでなく、毎日の生活を少し違うものにしてくれるのも、太陽光発電の魅力のひとつですね。
■参考資料
積水化学工業(株) ホームページ
http://www.sekisui.co.jp/
調査結果の概要
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0303735_01.pdf




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