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「太陽光発電アドバイザー」とは?
太陽光発電を巡るさまざまなトラブル
光熱費の節約及びエコの観点から、近年太陽光発電の普及が急速に進んでいます。2014年現在、すでに全国100万戸以上もの世帯に太陽光発電システムが導入されており、個人・法人を問わず多くの方々がクリーンエネルギーの恩恵にあずかっています。
その一方で、太陽光発電を巡るさまざまなトラブルが急増していることも否定できない事実です。特に施工に関する苦情が非常に多く、「太陽光発電システムを導入したのに補助金を貰えなかった」、「太陽発電パネルのせいで屋根上に大量に蓄積した雨や雪が一気に落ちてきて家財を破損してしまった」などのクレームが年間1000件以上も報告されています。
これらの大半は、施工業者の知識・技術・説明不足に原因があります。経験の浅い業者に依頼すれば、何らかの不具合が発生しかねません。しかも太陽光発電ブームに便乗して少しでも業績を上げようと躍起になっている会社の中には、言葉巧みに消費者を欺いたり意図的にずさんな工事を行ったりする劣悪な所も少なからず存在します。太陽光発電は安くても100~200万円もの投資を要する商品であり、導入の際には確実に信頼できる施工業者を選ぶ必要があります。
太陽光発電の専門家
そこで特定非営利活動法人・日本住宅性能協会は、2012年から「太陽光発電アドバイザー」という民間資格制度を取り入れました。太陽光発電アドバイザーは、太陽光発電に関する法的・技術的・経済的な問題について、消費者に的確な情報を提供できるほどの専門知識を有していることを証明する画期的な資格です。施工業者の選別に迷った際に、担当者が太陽光発電アドバイザーの資格を持っているか否かに着目すると1つの目安になります。
ちなみに、太陽光発電アドバイザーは新設されたばかりの認定資格ですが、わずか2~3年の間に2000名以上もの方々が登録を完了しています。資格を取得するためには、毎年定期的に全国各都市で実施されるマークシート形式の筆記試験を受けて合格しなければなりません。問題数は120分間に50問で、太陽光発電に関する幅広いテーマが出題されます。合格率は40~50%と比較的やさしい部類に入るため、30~50代の現役営業マンはもちろんのこと、10~20代の若年者の中にも就職活動のために受験して合格を果たしている方々が多くみられます。
太陽光発電は一生ものの買い物です。導入後に後悔しないためにも、太陽光発電アドバイザー資格を保有する信頼性の高い担当者に施工を依頼したいものです。




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