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住宅用の太陽光発電システムに関する記事一覧

住宅用太陽光発電と非住宅用太陽光発電の違い

太陽光発電は大きく分けて、「住宅用」と「非住宅用(産業用)」の2種類があります。住宅用太陽光発電とは、文字通り一戸建てやマンションなど一般家庭の家屋に設置する太陽光発電システムのことです。発電容量は10kW未満で、4~5kWタイプの太陽電池モジュールが広く普及しています。

住宅用と非住宅用の最大の違いは、適用される再生エネルギー固定価格買取制度の内容にあります。前者は、太陽光発電システムが生み出した電気のうち余剰電力分を買い取ってもらえますが、後者は全量買い取りです。自家発電した電力を生活にも使用しなければならない一般家庭の場合、全電力を売電に回すわけにもいきませんので、10kWという発電容量は非常に大きな区切りといえます。

また、住宅用太陽光発電の買い取り期間は10年間ですが、非住宅用太陽光発電は20年間という違いもあります。ただし、前者の買い取り価格は非課税の28円もしくは30円/kWh(出力制御対応機器の設置義務有無による)、後者の買い取り価格は税抜き21円/kWhなので、必ずしも住宅用の方が不利というわけでもありません。実際、最近では住宅用太陽光発電システムの導入コストが年々低下しているため、十分に元が取れると言われています。

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