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波の力を利用した波力発電
波力発電とは、その名の通り波の力を利用した発電方法のことです。
波のエネルギーは何度でも利用できるので、再生可能エネルギーとして期待されています。
日本は島国ですので、波力の恩恵を最大限に受けることができます。
しかしながら、これまで技術的に実用化が期待されていませんでした。
そのため、1997年に施行された「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」において、石油代替のために積極的に導入促進を図るべき政策的支援対象とされる「新エネルギー」に認定されませんでした。
海岸に絶え間なく押し寄せる波の力を利用するのが波力発電です。
波が上下する力で空気の流れを作り、生じた空気の流れでタービンを回して発電します。
海が荒れることが多い日本向けの発電方法だといえます。
再生可能エネルギーを利用した発電ですので、発電の際に二酸化炭素(CO2)を排出しない、エネルギーの枯渇の心配がない、といった特徴があります。消波効果や風力発電に比べて発電状況を予測しやすいといったメリットも期待できます。
発電設備の設置やメンテナンスなどに手間がかかったり、荒天による損傷など導入への課題は山積みです。周辺に生息する海洋生態系に影響を及ぼす可能性もあります。
また、せっかく発電できても海上から陸上の変電所まで送電する際にもロスが生じてしまいます。
しかし、「独立法人 科学技術振興機構」によると、日本の全海岸線(約34,386km)に寄せる波エネルギーは国内総発電量の1/3にものぼる約3600万kWと、波エネルギーは大きな可能性を秘めています。波力発電の今後の発展に注目ですね。
■参考資料
中部電力『波力・潮汐発電のしくみ』
http://www.chuden.co.jp/kids/kids_denki/tsukuru/tsu_wave/index.html







