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月々2,900円で蓄電池がレンタルできる!

数kWh程度の電力を貯めることのできる家庭用蓄電池を導入すれば、深夜電力活用による光熱費節約、電力ピークシフトへの貢献など、さまざまなメリットを享受することができるようになります。特に太陽光発電システムを設置している家庭の場合、日中に発電したエネルギーを夜中や悪天候時に消費することができ、自家発電効率を大きく高められます。

蓄電池が抱える問題

しかし、現時点では、高額な初期コストが蓄電池導入の最大の障壁となっています。日々の技術開発によって小型化が進み、最近では少しずつ安価な家庭用蓄電池もリリースされるようになりましたが、それでも一台100~150万円近くもの費用がかかります。補助金を活用しても80万円前後の出費は避けられず、顧客の二の足を踏ませているのが実情です。

蓄電池をレンタルするという方法

そこで、少しでも初期費用を抑えたい方は、蓄電池を「レンタルする」という方法がお勧めです。

2013年の3月にNEC・オリックス・エプコの3社が共同出資し、蓄電池のレンタルサービスを提供する「ONEエネルギー株式会社」が設立されました。月々2900円(東京都以外の場合は4900円)の月額費用で、蓄電容量およそ5kWhの定置型リチウムイオン蓄電池を10年間に渡ってレンタル可能。料金には工事費などの費用も含まれており、契約すればすぐに家庭用蓄電池の恩恵にあずかることができます。

レンタルするメリット

途中解約することなくレンタルし続けたとしても、トータルのコストは約60万円強。販売代理店から購入するより遥かに出費を軽減できます。家庭用蓄電池の所有権はレンタル会社にありますが、保守管理作業をすべて請け負ってもらえるため、10年間もの性能保証が続きます。万一不具合が発生した場合は速やかに交換に対応してもらえるので、どなたでも安心して利用することができます。

その上、顧客の屋根を借り受けたレンタル会社が賃料を支払って太陽光パネルを設置する「太陽光屋根借りプラン」も提供されています。このサービスを活用すれば、電気代の節約効果と賃料収入の合算がレンタル料金と同額、あるいは上回るため、実質負担額0円で蓄電池をレンタルすることができます。

太陽光発電の買取価格を引き下げられるダブル発電と見なされて心配もありませんし、スマートフォンで蓄電池の残量情報をチェックしたり充放電のペースをコントロールしたりする機能も実装されており、ユニークな機能も充実しています。家庭用蓄電池に興味はあるものの導入費が気になってしまう、という方は、蓄電池のレンタルサービスを検討してみてはいかがでしょうか。