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遊休地を活かした太陽光発電
急増する荒れ果てた農地
日本の面積はおよそ37万平方キロメートル。その半分以上は山や森林地帯で占められており、居住に利用できる平地は国土全体から見ればほんの30~40%に過ぎません。しかも近年では若者の農業離れが加速しており、耕作放棄されて荒れ果てた農地が急増しています。限られた資源を有効活用していかなければならない日本にとって憂慮すべき事態と言えます。
この土地問題を解決するために、遊休地を太陽光発電に活かす計画が推進されています。現在日本国内には約5~7万平方キロメートルもの遊休地があると言われていますが、これらの土地に太陽光発電設備を導入すれば、莫大な電気エネルギーを生み出すことが可能となります。広さはもちろんのこと、日当たりの良さも申し分のない農地は太陽光発電にうってつけの環境。ソフトバンクや丸紅など大手の企業が続々と太陽光発電事業に参入し、広大な土地にメガソーラー施設を建設しています。
一般の方でも遊休地を活用することは可能
私たちのような一般の民間人でも、遊休地を利用した太陽光発電で収入を得ることが可能です。数百坪レベルの広さがあれば、設置できるソーラーパネルの枚数は屋根設置型の比ではありません。10kW以上の発電量を確保することにより、20年間にもわたって発電電力を全量固定価格で買い取ってもらうことができます。
遊休地を所有していなくても、不動産屋を介して土地を新規購入あるいは借りて太陽光発電に投資する手もあります。太陽光発電は理想的な土地活用であり、もはや光熱費の節約という域を超え、ビジネスとして重宝することでしょう。
遊休地の太陽光発電化の注意点
なお、農地を太陽光発電目的に転用する場合は、所定の手続きを行って都道府県知事あるいは農林水産省の大臣の許可を取る必要があります。万一、無許可で太陽光発電システムを設置すると、最悪懲役を科される恐れがあるので気をつけましょう。
また、太陽光発電を遊休地に導入する際は、業者選びにも細心の注意を払わなければなりません。100枚以上もの太陽電池モジュールを設置する産業用太陽光発電の場合、初期費用が1000万円を超える可能性があります。収益が高い分、それ相応の投資リスクが発生するので、実績豊富で信頼性の高い業者をパートナーとして選ぶべきです。
見積もり額の安さも大事ですが、アフターサービスの充実度も軽視できません。ひとたび産業用太陽光発電システムを導入すれば、最低でも20年以上もの長きにわたってメンテナンスに気を配らなければならなくなります。できるだけ設備を長持ちさせるためにも、保守・点検に長けたプロの業者の力を借りる必要があります。




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