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太陽光発電の導入に反対していた父も大絶賛
9年ほど前に、実家のリフォームのついでに太陽光発電を取り付けました。当時私たち夫婦は私の実家で同居していました。まだ子供がいなかったので、大人4人の生活でした。
ただし、太陽光発電の設置については家族全員の同意がすぐにとれたわけではありませんでした。というのも、父は、「太陽光発電なんてすぐに壊れたりして、修理が必要になるからいらない!」と言い張っていたからです。つまり、初期投資も高いのに設置後も定期的にメンテナンスなどの経費がかかり過ぎるというのでした。
ところが母の方がどうしても設置すると言って聞きません。どうも、母は近所に住む伯父の家からいろいろな話をガッチリ聞きこんでいたのです。伯父のところは、ほんの少し前に太陽光発電(3.6kW)を設置済みでした。母は「最初はお金がかかるが、設置してしまえば月々の電気代がかからなくなるから得になる」といい張って、とうとう半ば力づくで設置を決めてしまったのです。
取り付けることになったのは、シャープの太陽光発電です。当時はまだ、今ほど太陽光発電を作っている会社が多くなく、確かシャープ、三洋、三菱、京セラくらいだったと思います。
うちの屋根面積で設置できるのは、3.6kWです。ちょうど屋根を南向きに設計していたので、それなりの発電量があるでしょうというのが代理店の話でした。今から考えると嘘みたいですが、あの頃は太陽光発電の出はじめで、代理店からもあまり詳しい説明を受けることができませんでした。
設置には国と県から補助金が出ました。両方合わせて30万円ほどでしたが、代理店から補助金申請などの申請代行料として10万円を差し引かれ、実際には20万円の補助金の恩恵を受けることができました。補助金を差し引くと、180万円のコストがかかりました。
工事はあっという間に済みました。取り付けは業者さんが来て、屋根にパネルを載せて、配線等を繋いでおしまいです。かかった時間は半日ほどでしょうか。こんなに簡単でいいのかなと思ったくらいです。そのあとに、東京電力への申請などがあって、ついに発電がはじまりました。
はじめのうちはどうなっているのか心配で、室内モニターをこまめに見ていたのを覚えています。それからは順調に発電していましたが、あるとき父が「前より発電量が下がっている」と言い出しました。調べると、前月分よりも確かに少し下がっていたので、業者さんに点検してもらうと、パネルには問題がないけれどもインバータ(パワーコンディショナー)の不具合があるということで、取り替えてもらいました。インバータに関しては細かい修理などしないようで、新品を持って来て、そっくり取り換えて行きました。費用は保証期間内のためかかりませんでした。それ以後は特に故障はなく、定期的な点検だけがあります。
結論としては、うちは太陽光発電を導入してから電気代がかからなくなったので、それだけでも得だったと言えます。また、父が心配したメンテナンス代もたいして要らず、パネルの清掃なども基本的には不要です。多少の汚れは雨などで流れるみたいですね。はじめは渋っていた父も、今では満足しているようです。
私たち夫婦が転勤で引越した後は電気消費量が減り、売電分が結構あるようです。電気をあまり使わない一軒家だったら、太陽光はつける価値があるのかなと思います。




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