太陽光発電で夢の光熱費0円生活

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今から10年ほど前に家を新築したのですが、その際太陽光発電に興味があったことや実際に施工会社にも勧められたこともあり、思い切って太陽光発電の設置を決めました。

当時はまだ比較的今のように太陽光発電をつけている家庭は少なく、近所の方もめずらしそうに見ていたのが印象的だったのですが、国からの補助金が100万円ほどあったので費用面でかなり助かりました。

我が家が設置している太陽光発電は2ヶ所なのですが、1ヶ所はコンクリートで作った駐車場の屋根に2面、そしてもう一台は裏の自転車小屋の屋根に2面設置しています。総費用は全部で400万円ほどかかりましたが、補助金を差し引いて300万円で設置が完了しました。

最初は本当にこれで発電してくれるのかと不安に思ったり、実際の料金がどうなっているのかかなり心配もしたのですが、翌月からの電気代を見て納得しました。寒い時期に建てたのですが、それでも1ヶ月の発電料金は5000円ほどあり、暖房や電気を使うシーズンで通常2万円ほど電気代がかかっていた我が家ではかなりのお得感でした。

さらに夏場に入ると発電が加速しました。家の周りには太陽光を遮るような高い建物がまったく建っていないこともあってダイレクトに太陽光が届くため、月の発電料金は一気に1万円を超えました。

毎月使用した電気料金は引き落としされ、発電した電気料金は後から振り込まれるのですが、1年を通して計算してみた結果、電気代がほぼかかっていないことが分かりました。

4人家族でそれぞれの部屋にエアコンがあることやテレビなどで電気を使うこともあるのですが、それでも電気代は1年を通してみるとトントンになります。

太陽光を設置してからしばらくは毎月発電した数字を書いて設置会社に送ることが義務づけられていたのですが、自分達が使った数字が明確に分かることで自然に節約にも興味が増し、来月はもっと電気代を減らそうと言う気持ちも芽生えました。

さらにメンテナンスもしっかり行ってくれるのでいざというときも安心なのですが、10年以上経った今でも毎日きちんと発電してくれています。

最近はパソコンで管理できたり、発電量と使用量がグラフで見えるものなどさまざまなタイプの太陽光発電が増えて来たのですが、太陽の力で発電したものを家庭で使えると言うことはエコにも繋がるのでもっと増えて欲しいと感じています。

我が家では最近もう1面太陽光を増やす計画があるのですが、さらに電気代が安くなるのが楽しみです。


太陽光発電の売電と補助金の秘密