太陽光発電の売電で屋上の防水費用を回収

太陽光発電の口コミ体験談

屋根の防水工事が必要だったこちらのマンションオーナーさんは、売電収入で防水の工事費用を回収するため、同時に太陽光発電も導入されました。防水工事というマンションのオーナーさんならではの悩みを、マンションだからこそできるたくさんの売電収入で解決されているそうです。

太陽光発電を知ったのはいつ頃でしょうか?

5、6年前ですかね。京セラが売り出しているのを見て気になりました。電話もかけたし、資料を取り寄せたりもしました。ただ、当時は「設備投資してもその分を回収できない」という話をいろんなところで聞いてやめておきました。

では、導入を決められたきっかけは?

たまたま、業者さんが来ましてね。屋上を見てもらうと、防水工事をしなければいけない状態になっていました。そして、ただ防水工事をするよりも、太陽光発電をつければ売電収入で工事費用を回収できると分かりました。

しかも、先々売電金額は下がっていくということで、高値で売ることのできる今のうちに設置することを決めました。

太陽光発電の導入に不安はありませんでしたか?

いやー、なかったですね。どうするのが一番いいのか、業者さんに知恵も出してもらえましたし。

発電した電気は共用部分に使われているんですよね?

そうですね。自分の部屋は電気代が高かったので回していません。だって、電気は使うより売ったほうがお得じゃないですか。なので、消費電力の少ない共用部分にのみ使っています。これなら売電収入が増えるし、それで入居されている方の管理費も落とせるなと思ったので。

屋根は防水しないといけない状態だったんですか?

もうかなりギリギリだったみたいですね。一度漏水してしまうと、かかる費用が一気に増えてしまうんです。漏れて入った水でコンクリートに亀裂が入ってしまうこともあるんです。うちはもう、コーティングがはげてコケが生えていたんです。24年間手をつけていなかったんですが、これはかなりもった方らしいですね。

基本的には10年間隔が一般的らしいですけど、下手な業者だと4年ではげてくる… なんてこともあるそうです。でもまぁこれは、屋上に人が出入りするかどうかでも変わってきますが。

設置容量や金額はどのようになっていますか?

6.02kW分、載せています。これで、防水にかかった費用は6年で回収できる計算ですね。全体としては、まぁ10年でもろもろの費用が回収できる感じでしょうか。補助金を国と東京都から合わせて80万いただきました。これで、防水工事と太陽光発電の導入、両方合わせて440万円ほどかかりましたね。

ご家族で相談はされましたか?

しましたね。まぁ、私が強く説得する感じでしたが。「これで防水がタダになるんだ」と。太陽が儲けさせてくれる、という気持ちもありましたけど、「水が漏っちゃうとまずい」という気持ちが強かったですね。

導入されて、今の心境はいかがでしょうか?

いやぁ、満足してますよ。
晴れてる日なんかは、「今日はたくさん発電してくれるかな」と思えますし。毎日どれくらい発電してくれるのか、確認するのが楽しみですね。


太陽光発電の売電と補助金の秘密