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オール電化の補助金|オール電化を割安で導入するために

オール電化家電を導入する際に大きな障害となるのは、高額の導入費用です。例えば、最も小型なIHクッキングヒーターでも本体価格は10~30万円ほどかかりますし、その上、ガス管の撤去や配線作業などの設置工事代も加算されます。広範囲に渡って床下に器具を設置しなければならない床暖房システムに至っては、100万円近くもの費用を要することさえあります。

オール電化は初期費用を回収できるのか?

毎月の光熱費を節約するためにオール電化を導入しても、これだけの初期費用がかさんでしまえば元を取るだけでも10年以上かかってしまう計算になります。近年では電気代自体が少しずつ値上がりしており、本当にオール電化を導入するメリットがあるのか不安になって二の足を踏んでしまう方も少なくありません。

オール電化に補助金はあるのか?

そんなときに役立つのが、オール電化の「補助金制度」です。
太陽光発電や電気自動車などのエコシステムは、クリーンエネルギー推進の観点から政府が総力を挙げて普及を促進しています。購入の際に公共機関から一定の補助金が支給されるため、私たちは高額な購入費を軽減することができます。

オール電化家電のひとつであるヒートポンプ給湯機・エコキュートも補助金支給の対象商品です。全額自己負担すれば本体価格だけでも50万円以上かかりますが、然るべき手続きを経れば、補助金を受け取ることができます。

これまでエコキュートの補助金業務は、「日本エレクトロヒートセンター」という社団法人が実施してきましたが、残念ながら2010年に終了してしまいました。しかし、現在でもエコキュートの補助金を受け取る方法は残されています。それは、地方自治体が独自に実施しているオール電化の補助金制度を活用することで、驚くべきことに最大で初期費用の20~40%もの補助金を受け取ることができます。金額にすれば20万円以上であり、利用しないのは余りにももったいない話です。

ただし、全国47都道府県すべての地方自治体がこのサービスを提供しているわけではありません。補助金の上限もピンキリですし、購入するエコキュートが補助金の対象機器でなければ申請が却下される可能性もあります。


オール電化の導入を検討している方は、まずはご自宅の地域がエコキュートの補助金制度に該当しているかチェックしてみることからはじめてみましょう。ひょっとしたら、想定していなかったほど多額の補助金を得ることができるかもしれません。